
庭のシンボルツリーには、心に決めた木がありました。春先に黄色い花がいっぱい咲くミモザです。
天王寺動物園のカバの近くに大きな大きなミモザがあって、たまたま目にした満開の姿に心奪われ、いつの日か庭を持つことがあれば、ぜひお迎えしたい…と憧れてました。
しかーし、夫に話したところ
「いっぱい花びらがこぼれて、掃除大変ちゃう?」との一言で、あえなく却下。
当時は庭掃除がどれほどのものか分からず、共働きでなるべく手間はかけずにいたいと思ってた私も、しぶしぶ承諾。
ハナミズキを植え、それはそれで花も葉も実も楽しめて良いのですが、心にはまだミモザがくすぶってました。
あれから数年。友人のお花屋さんがミモザのリースを作っていることを知り、反射的に「ミモザのリースください!」と注文しちゃいました。
玄関ドアに掛けてみると、これがうっとりするほど良い…。
庭木は諦めても、こうして好きな木を庭に取り入れることができるんですね。諦めないって大切。