
漆喰の壁に無垢床、なるべく建売っぽくない家を目指していた私たち。
1階リビングで目に入る、キッチンカウンターの天板をどうするか悩んでました。
どちらも足場板のような古材風でラフに仕上げたい。
でも、建築会社の造作では、イメージ通りにならなさそうだし、費用もかかる…。
またもや、施主支給ですね。
はい。
天板をネットで探し、塗装して施主支給することになりました。
「棚板 古材」「棚板 足場板」などで検索して、見つけました。WOODPRO様!
しかも楽天で買える。ポイントも貯まるし最高。
色んな商品がありますが、私たちが使ったのはこれ。
OLD ASHIBA天板(幅はぎ材)
足場板古材を幅方向に継ぎ合わせて幅を広くしたものです。
足場板ってラフすぎて、カウンター天板に加工するのは難しいかも…?とか
食器棚にするには、ガタつきが気になるかも?と懸念してましたが、
これなら全く問題なし!
木口を角材で補強してくれてる、写真の「縁あり(標準タイプ)」なら、見た目も造作家具みたいで、素敵になりそう。
木口側をアイアンのアングルで補強をした「アイアンエンド加工タイプ」があって、迷いましたが、タイル貼りとケンカするかも?ということで、アイアンエンドはやめときました。
その他、縁なしも選べます。
そして次は、仕上げの塗装を選びます。
・・・。塗装して納品してもらうと、約2,000円ほど安くなる。
しかもイメージ通りに仕上げるには、、無塗装で購入して、自分たちで塗装しよう!ということになりました。
正直、私は上手に仕上げられるか不安だし、一番目立つキッチンカウンターのところは、WOODPROさんに塗ってもらいたい、と思ってましたが、夫はノリノリで、色々塗料のサンプル入手しては、塗り比べたりしてました。
サイズについては、キッチンカウンターにぴったり合わせないといけないので、建築会社にサイズを確認。
こういう天板を支給したいというやり取り、調整もマメにやりました。
ということで、キッチンカウンターの天板として購入したのは、こちら。
色:無塗装
長さ指定:1570ミリ
11,146円(ポイントで全額支払い!!)
消費税、送料込み。
安くないですか?!
いざ塗装!子どもたちも興味津々です
内装工事もどんどん進んでいたので、注文して最短納期でお願いしました。
1/11注文→1/19着でした。
160cmを超えるサイズだったので、通常のヤマト運輸などではなく、西濃運輸だったので、受け取り時間の選択の幅は少なく、不在も申し訳ないので、確実に受け取れる日時を設定しました。
いざ開封〜!

おおーー!
このままでも素敵な感じで取り付けられそう。
想像していたよりも、ずっといい感じです。
期待が高まると同時に、塗装でミスったら台無し!と緊張します。
ここで、夫自作の塗装サンプル登場。
どれがいいか、検討してみます。
字が汚すぎてすみません(^_^;)

比較したのは、みつろうWAX、ワトコオイル、BRIWAXの3種類。
塗る木材は足場板のサンプルです。
ダークな色目が、床の色やアイアンのインテリアに合いそうということで、
BRIWAX(ブライワックス)に決定!
ちなみにブライオイルとは、1860年の発売以来、
ヨーロッパで最も優れた家具用ワックスとして
愛され続けるロングセラーの塗料なんです。
塗ってみると、よく伸びます。
アンティーク調に仕上がるのも、素敵。
乾いた布で少量取って、足場板を塗っていきます。
塗装というと刷毛!だと思っていた私は、布で塗った後に、
スチールウールで磨くのに、めっちゃ驚きました。
子どもの力でも戦力になります。ゴシゴシ。

そして磨いて塗ってを2回繰り返すと、このツヤ・・・!
たまりませんね。
BRIWAXは、水や熱に強いわけではないので、
キッチンカウンターの天板に、超オススメ!というわけでは正直ありません。
でも、3年経ったいまでも、色落ちなどせず、いい風合いをキープしてくれているので、
シンクやコンロ近くでなければ、それほど神経質にならなくてもいいのかなと思います。
使いたい場所に、ガンガン使っていただきたいです。

しっかり2晩ほど乾かしまして、完成!
取り付けが楽しみです。
建築会社に渡して、1週間。
現場を見に行くと、キッチンカウンターに天板が取り付けられていました。
サイズぴったり。質感もばっちり。
タイルを貼った面とツラが合うように、計算したサイズになっています。

タイルを貼ったお姿は、こちら。
職人さん、いい仕事してくれました。
DIYしたことで、家族の思い出にもなりましたし、
けっこう素人でも完成度高く仕上げることができました。
足場板はもとがラフな素材なので、多少アラがあっても目立たないのがいいところ。
そして、WOODPROさんのサポートは、
見積もり迅速、回答丁寧でとても好感が持てました。
足場板に興味をもったら、まずは問い合わせてみても良いかと思います。
